Subject: (onsei-mail:03391) Julius-4.2.3 Released From: LEE AkinobuTo: onsei-mail@aist.jpn.org Date: Mon, 1 Jul 2013 12:52:58 +0900 音声メールのみなさま、 名工大の 李 です。 Julius のバージョン 4.2.3 を昨日リリースしましたのでお知らせします。 主な更新点は以下のとおりです。 ・辞書の再読み込み機能 ・ベイズリスク最小化探索(南條浩輝氏,古谷遼氏より提供) ・長時間入力の棄却 ・入力音声波形のスケーリング ・バイナリN-gramの文字コード変換機能 ・細かい不具合の修正 Julius のホームページからダウンロード可能です. どうぞご活用くださいませ. http://julius.sourceforge.jp/ ---------------------------------------------------------------------- ◆前バージョンとの差分リスト (詳細はパッケージ内の Release-ja.txt をご覧ください) ○新機能 - 辞書のリロード: j_reload_adddict() - 音声入力の振幅のスケーリング:"-lvscale factor" および "j_adin_change_input_scaling_factor()" - 長い入力の棄却:"-rejectlong msec" - バイナリN-gramの文字コード変換をサポート: "mkbingram" - ベイズリスク最小化(MBR)探索の実装(南條浩輝氏,古谷遼氏より提供) MBR Extension contributed by Hiroaki Nanjo and Ryo Furutani. ○修正されたバグ - ビッグエンディアンマシンでadinnetで音声をネットワーク送信するときに エンディアンが異なっていた問題 - j_close_stream() で音声デバイスのクローズにたまに失敗する - 64bit環境で変換されたパラメータ埋め込み付きバイナリHMMが読み込めない問題 - N-gram ファイル読み込み失敗時のメモリリーク - 入力長オーバーフロー時のメモリリーク - 特徴ベクトル呼び込みプラグインが動作しない - 最新のMacOSXでコンパイルに失敗する -- 李 晃伸 名古屋工業大学大学院 工学研究科 〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町 Tel/Fax: 052-735-7913 (room 2-306A) E-mail: ri@nitech.ac.jp