Subject: IPA dictation toolkit '99 (CD-ROM) distribution
From: Tatsuya KAWAHARA 
To: onsei-mail@etl.go.jp
Cc: yamada@astem.or.jp
Date: Mon, 22 May 2000 01:00:18 +0900

  音声研究者各位

  IPA(情報処理振興事業協会)の独創的先進的情報技術に係わる研究開発事業
として「日本語ディクテーション基本ソフトウェア」の開発(代表:鹿野清宏
教授)を進めてきましたが、このたび3年間のプロジェクトは終了し、99年度版
(IPA最終版)を一般公開する運びとなりました。

  これは大語彙連続音声認識の共有ソフトウェア基盤をめざしたもので、

	大語彙連続音声認識プログラム Julius (Rev.3.1 ソース / バイナリ)
	音韻モデル		(ASJのDBで学習した monophone/triphone/PTM)
	言語モデル・単語辞書	(毎日新聞記事データに基づく2万語/6万語)
	形態素解析・読み付与ツール	(ChaSen / ChaWan)

などが含まれており、これらを統合することで、記事読み上げ音声(JNAS)の
20000語彙のタスクにおいて、
	実時間の1〜12倍で 単語認識精度 85〜95%
を達成しています。
  ただし UnixベースのOS (Solaris, Irix, PC Linux等)でのみ動作します。

  98年度(昨年)版に比べて高精度化・高速化・大語彙化がなされていますので、
98年度版を使われている方も、使いものにならないと思った方も再入手される
ことをお勧めします。

  6月1日の情報処理学会FJK2000(湘南国際村)でデモンストレーションを行い、
  6月2日のSLP/NL合同研究会(同)で仕様と性能評価について報告します。
  またこの場において一般配布を行います。
	受取を希望される方は、予め以下のWWWページで申し込み頂ければ、
	確実にCD-ROMを用意します。
	
http://www.lang.astem.or.jp/dictation-tk/
  郵送による配布は7月以降になる予定です。

  なお使用許諾に従って、一式をそのままコピーすることは自由ですが、その
場合もユーザ登録をお願いします。登録は部署(研究室)単位で結構です。

  本件に関する質問は下記までお願いします。
	dictation-tk-request@astem.or.jp


	河原 達也		〒606-8501 京都市左京区吉田本町
				京都大学 情報学研究科 (工学部10号館)
				TEL: 075-753-5386  FAX: 075-753-5977
				http://winnie.kuis.kyoto-u.ac.jp/~kawahara